2016年12月28日

2016年、ありがとう!

2016年も、終わりますね。

暫くブログをお休みしていましたが、一応一年を振り返っておこうかなと。

引越し、転職、2度の手術、次男の早産、長男の幼稚園入園、運転免許取得。本当に盛りだくさんな1年でした。

きっと、この先旦那くんと年を取った時に「あの1年は、ほんまに大変やったね」と思う1年やったと思います。

でも大変やったこと、辛かったことをここで長々と書くのはやめておきます。それよりも、感謝していることを書いて1年をまとめたいと思います。



* * * * *


何よりも、何よりも、感謝しているのは、次男の誕生。超未熟児で誕生した次男。沢山の困難を乗り越えてくれました。

こうして次男がお家で元気に過ごしてくれていること、奇跡に感じます。今でも救急車のサイレンが聞こえてくると早産のことを思い出し、胸が痛くなります。でも、次男の成長に少しずつ傷が癒されてきているなと思います。次男の誕生が、辛い思い出ではなく、嬉しい思い出に変わりつつあります。

もちろん、早産児なので、色々とハードルは多いです。免疫力が弱く、とても風邪を引きやすく、寒くなってからはほとんど外に出ていません。くしゃみひとつ、咳ひとつ、それだけでも心配です。

でも、次男はそんな心配をよそに、着実に成長してくれています。修正月齢で6ヶ月。ミルクも離乳食もあまり好きではないので体は小さめですが、右に左に自由に寝返り、信じられない距離を移動するようになりました。最近は芋虫のようにお尻を持ち上げて前に移動する方法を習得し、可愛いお尻ダンスを見せてくれています。

目が合えばニコっと笑わずにいられない次男くん。効果音のような笑い声。沢山の笑顔、ありがとうね。ひとつひとつの成長に感謝することを教えてくれてありがとう。小猿をお兄ちゃんにしてくれてありがとう。




* * * * *



そして、長男の小猿。天真爛漫で、挑戦者で、人懐こい小猿。

舌足らずで滑舌が悪く、色々と心配した時期もありましたが、今ではもうお喋り過ぎる程にずーーーーっと喋っていて、1日300万回程質問をしてくれます。なんで?どうして?知りたいことばかりみたいです。日本語とノルウェー語も上手に使い分けていて、本当に感心します。

幼稚園も相変わらずご機嫌に通っています。先日生活発表会があったのですが、男の子は踊らずに立っている子が多い中、張り切って笑顔で踊っていました。可愛すぎて鼻血が出そうでした。

前途多難に感じていたトイレトレーニングですが、案外あっさりとクリアしてくれました。幼稚園の力が大きかったと思いますが、最近はおトイレの失敗をすることはほとんどなくなり、夜寝る時も心配なくパンツで寝られるようになりました。

次男くんのことも、とても可愛がってくれていて、大きくなって一緒に遊べるようになるのを楽しみにしているようです。

毎日沢山の笑顔をありがとうね。小猿が「おはよー!」って朝起きてチューしてくれるから、お母ちゃんは1日頑張れるよ。小猿が美味しいねって言ってくれるから、お母ちゃんは頑張ってご飯を作れるよ。小猿が可愛いお手てで引っ張ってくれるから、お母ちゃんはどこにでも行けるよ。

ところで「お母ちゃんと呼ばせる」作戦ですが、根気強く自分をお母ちゃんと呼び続けていたら、5回に1回位は「カーチャン」と呼んでくれるようになりました。まだ圧倒的に「マンマ」と呼ばれることが多いですが、2017年中にはお母ちゃんに完全移行したいと思います!



* * * * *


そして、旦那くん。

新しい職場になってから責任も増え、色々と大変でストレスを抱えているみたいです。でも既に目に見える成果を上げているようで、とてもとても誇りに思います。

私が次男の事を色々と心配していても、常にポジティブでいてくれてありがとう。私の機嫌が悪くても、面白いことを言って笑わせてくれてありがとう。旦那くんは私の精神安定剤、そして私の空気清浄機です。なんかね、悪いものを吸収して綺麗な空気にしてくれるイメージ(吸収した私の悪いものはどこへ行っているんだろう…)。

子どもたちにとって、最高のパッパでいてくれてありがとう。どんなに疲れて帰ってきても、子どもたちと真剣に遊んでくれてありがとう。このパッパがいること、本当にそれだけで子どもたちの世界が豊かになっていると感じています。

一緒になって10年、もうお互いの言いたいことは言わなくてもわかる、本当に空気のような存在になったなと思います(笑)まだお腹が痛くなる程に笑わせてくれて、何よりも大切にしてくれる、素敵な旦那さんです。一緒にいるのが当たり前なのではなく、感謝し続けないとダメですね。



* * * * *


そして、親友のEちゃん。いつもいつも話を聞いてくれて、支えてくれて、ありがとう。いつも私たちのことを心に留めてくれてありがとう。辛いこと嬉しいこと共有してくれてありがとう。

大変な時にはいつも駆けつけてくれた実家の母にも感謝しています。新しい土地での子育ては大変です。今年は母のサポート無しでは乗り切れませんでした。



* * * * *


私はと言うと、秋頃から貧血が酷くて、めまいや脱力感、だるさが抜けずに起き上がれない日もありました。「絶対何か悪い病気にかかっている」と確信していましたが、振り返ってみると、次男を心配する精神的なものあったのかもしれません。自分の食事を疎かにせず、しっかりと食事をすることで少しずつよくなって来ました。

次男が普通に産まれていたら、私は来年の4月から仕事をしようと思っていました。でもこうして早く産まれたので、来年の社会復帰は難しそうです。

仕事をしたいのにできない歯がゆさ、社会の一員として働いていない後ろめたさ、色々と感じています。でも、毎日二人の可愛い笑顔と暮らしていると、もう少しゆっくりするのもいいのかなと、少しずつ思えるようになってきました。何を焦っているんだろう?と。今私を誰よりも必要としている次男のことを最優先にした生活をもう少し続けさせてもらうことにしました。旦那くん、ありがとう。

今年の目標にしていたノルウェー語の勉強は…全然ダメでした。やはり使わなくてはいけない状況にないと、難しいですね。今は資格の勉強を優先しているので、そちらを取得できたら、ノルウェー語にも気が回るようになるといいのですが。



* * * * *


来年は、もっともっと良い一年になりますように。もっともっと沢山の思い出ができますように。家族との時間を大切にしていきたいです。

これを読んで下さった方にとっても、充実した素敵な1年になりますように。

良いお年をお過ごしください。

2016年7月27日

しばらくお休みします


二人の息子の子育てと、家事と、仕事に追われて、あっと言う間に1日が終わってしまう毎日を過ごしています。子育ては楽しいし、家事も好きやし、仕事はもちろん頑張りたいし、充実してるといえばしているけど、大変。

中途半端に放置するのが嫌いなので、ブログはしばらくの間お休みにします。もともとマメな性格ではないので、今の生活でいっぱいいっぱいでブログを書く余裕がないー!

旦那くんのとんでも発言、小猿の成長、次男のかわいい姿、書き残したいことはたくさんありますが、とりあえずは今の生活が落ち着くまで、お休みです!




* * * * *


旦那くんは元気です。新しい仕事がとてもやり甲斐があって気に入っているみたいです。「僕たち、ひょっとしたら、ずっとここに住むことになるかもよ」なんて言ってます。東京に引っ越した時も同じことを言っていたので、あまり信じていませんが(笑)

長男の小猿も、相変わらず元気パワーが炸裂しています。今はイヤイヤ期真っ最中で手を焼くことも多いですが、小猿も色んなことを感じ、色んなことを吸収し、毎日成長しています。最近は日本語、ノルウェー語、そして英語まで話し始めていて、一生懸命お喋りする姿がとても可愛らしいです。たくましい、優しい、面白ろおかしい、頼りになるお兄ちゃん。この夏の間にオムツ卒業を目指して日々頑張っていますが、前途多難!頑張ろうね〜!

次男も、とっても元気です。にこにことよく笑うかわいい子です。あんなに小さく生まれたのが嘘みたいで、主治医の先生も奇跡的な成長だと驚いています。子どもはこれ以上は考えていないので、赤ちゃんの子育ては次男で最後。なので、もっとちゃんと成長をみて、子育てを楽しみたいと思います。

最近「超低出生体重児」や「未熟児」といった検索でこちらのブログに来られる方もいるみたいですが、次男は小さく生まれたものの、特に大きな病気をすることなく元気に育ってくれているので、そのことに関して発信することは、あまり無さそうです。

勿論まだ毎月通院していますし、内科だけでなく眼科、耳鼻科、整形外科など色々な先生にお世話になっていますが、それはフォローアップという形だけです。むしろ、色々な先生に定期的に診ていただいて、どこも悪くないという確認が取れ、色々なことを質問する機会が持てて、長男の時よりも安心して子育てできてます。

私はというと、予定のない普通の日は、日中は小猿をプリスクールに送って、その合間に家事をして、帰宅したら旦那くんが帰ってくるまで小猿と本気で遊んで、小猿が寝たら翻訳の仕事をして、気が向いたらノルウェー語の勉強をして、時間があれば本を読んで、手芸をして…全てが中途半端。やりたいことは山ほどあるのに、時間がない〜!毎日お布団に入ると瞬殺で寝ている気がします。でも次男の授乳があるので、まとまった時間は寝られないんですけどね…。

毎日ご飯を作るのが大変で、最近は少し一品料理が多くなっていたり、パンを焼く余裕がないので、市販のものを買ったりと、いろいろとズボラになっています。自分の抱く「理想のお母ちゃん」とはかけ離れていますが、それよりも子どもたちと過ごす時間を大切にしたいな、と。

と、こんな感じで我が家は至って平和です。


* * * * *


この夏は、次男に会うために東京や大阪の友人、そして日本に一時帰国している友人がたくさん遊びに来てくれる予定なので、忙しくなりそうです。新しく引っ越したこの場所でもたくさんの遊び場があって、旦那くんは毎週末のように小猿を連れて探検に出かけています。史上最高に暑い夏になるらしいですが、夏バテしないように、夏を乗り越えましょう!

いつ再開するか分かりませんが、ブログを通じての素敵な出会いもあるので、いつかは再開したいと思います!


それでは!

2016年7月5日

手のかからん次男と、大荒れの長男と


次男が退院しお家に帰ってきてからしばらく経ちました。

次男くん、すごいわ。めっちゃ寝る。めっちゃ手かからん。二人目ってこんなもんなんですかね。

でも寝すぎ。夜なんて放っておくと平気で6時間寝ちゃうから、叩き起こして授乳をしなあかんけど、寝てるから飲まへん。飲まへんから体重増えへん。

体重増加が少し心配なまま退院してるから、先生に1日の授乳量のノルマを与えられていて、それをクリアするのに毎日眠たい次男と格闘しています。

それ以外は、とてもご機嫌な男の子で、寝るときも一人でパタパタ遊んで気が付いたら寝てる。

食欲においても(小猿はものすごい大きくなるのが早くて大きすぎやないかと心配してた)、睡眠においても(小猿は全然寝えへん子やった)、正反対な二人です。



* * * * *


小猿は、平日の日中はとてもお利口さんで、めっちゃ次男LOVE。次男がベットから出ているときは、常にほっぺやおでこにチューをして、おててをつないだり、歌を歌ってあげたり、本を読んであげたり。2歳半でこんなことができるんやなあと感心しています。次男に対して乱暴になるんやないかと心配していましたが、小猿はあっという間にお兄ちゃんになりました。すごいやん小猿。

今朝なんて、私が洗濯物を干そうとしている時に次男が泣き出すと、小猿が「ママ、⚪︎⚪︎くん(次男)おっぱいする。小猿、洗濯物干す」と言って私が持っていた洗濯カゴを持って行ってくれました。もちろん洗濯物は干せませんが、次男のために何かをしてあげるという優しさが嬉しくて、お母ちゃんは泣いてもうたわ。

でも、旦那くんが家にいる週末は赤ちゃん返りとヤキモチで大荒れになります。さすが筋金入りのパパっ子。旦那くんが次男をあやしていると「パッパー、見てみて、小猿赤ちゃんバブー」と次男のおもちゃを持ってみたり。今まで250%自分に注がれていたパッパの注目が半減してしまうのは、やはり辛いみたいです。

今まで全く無かったのに、私や旦那くんに対して叩いたり噛んだりすることも出てきて、イヤイヤ期絶頂なのと重なって、やっぱり小猿の中ではちょっとした危機なんやと思います。ダメなことはダメと厳しく言いながらも、今まで通り小猿のことが大好きなんやでと伝え続けて、小猿が安心できる日を待つしかないんかな。

次男が修正月齢で1ヶ月を迎えるまでは外出を控えているので、小猿は今はプリスクールをお休みしています。幼稚園は7月は夏休みモードで、もともと登園日も少なかったのですが、幼稚園大好きなのでちょっとかわいそう。それもあって、家ではひたすら幼稚園ごっこ(小猿が先生で私が生徒という設定で、歌を歌ったり、お食事を配膳したり、トントンと寝かしつけられたり)で遊んでいます。

1日中家にいるのは退屈で、ちょっとかわいそうなんですけどね。旦那くんが6時前に帰宅するので、帰宅したらすぐに小猿を連れて公園に行き、溜まったエネルギーを発散してきてくれるのでとても助かっています。もちろん夜の寝かしつけも旦那くん担当。

小さいながらに色々と我慢させられてかわいそうで。でもこれがお兄ちゃんの宿命なんかな。小猿はとても頑張ってくれていると思います。家にいる間はおばあちゃんが買ってくれたおもちゃを少しずつ解禁して暇をしのいで行きたいと思います。



* * * * *


久しぶりの新生児育児、大変ですが、次男の可愛さが勝ってとても幸せです。次男くん、お家に帰ってきてくれてありがとう。




にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年6月22日

うんち皆勤賞


小猿がプリスクールに通園を始めてしばらく経ちました。小猿はとても楽しんでいるようで、全く涙なく通ってくれています。

幼稚園に行き始めてから、脱いだ靴を揃える、挨拶するときにお辞儀する、上手にお箸を使う、糊を使う、などできる事も増えてきました。

あんなに落ち着きのない子やのに、幼稚園では先生のお話を聞き、今やっている活動にちゃんと参加できているらしいです。すごいなあ。

帰ってきてから、その日に歌った歌や手遊びをしてみせてくれるのがめちゃくちゃ可愛くて。もちろんほとんど何の歌なんかわからないんですけどね。でんでん虫とか、トントントントンひげじいさん、くらいはわかるけど。

小猿が一番楽しみにしているのはもちろん給食。やっぱりこどもが喜ぶメニューになっているし、家では普段食べない揚げ物なども多いみたいです。

毎日帰ってきたら何を食べたか教えてくれます。と言っても料理名はわからないので、パン、ご飯、スープ、酸っぱいの、甘いの、美味しいの、といったざっくりしたものですが。ほとんど「美味しいの」と言います。そうかーよかったなー。

そして、次回登園時の給食の献立を、「次は〜」と言いながら、献立表を見て確認したがります。勿論読めないので私が読んであげます。給食を楽しみに通園するっ
てほんま小学生男児みたいやな。こちらは土地柄とても不思議なメニューも多いんですよね、「カレースパゲッティー」とか。

他のお母さんと話していると、食が細かったり、好き嫌いが多かったりして給食の心配をされている方がとても多くて驚きました。そして先生に「⚪︎⚪︎くんがとても美味しそうに食べるので、他のお子さんもつられて食べてくれるんですよ」と褒められちゃいました。息子の食いしん坊なのが役に立つなんてね…。

ちょっと恥ずかしい話なのですが、小猿は必ず幼稚園でうんちして来るんですよね…。多分お腹一杯になって腸が刺激されて出ちゃうんんだと思います。毎回うんち付きのオムツが入っていて、うんち皆勤賞。先生ごめんなさい…。



* * * * *


幼稚園は13時で終わるので、帰りの車の中で寝てしまい、1時間半くらいお昼寝をするので、15時近くまでは自分の時間が取れて助かっています。幼稚園で思いっきり遊ぶので、午後お散歩に行かなくても夜スムーズに寝られるし、幼稚園最高です。

何よりも小猿が楽しく通園してくれているので、本当にありがたい。こんな素敵な場所が見つかって本当によかったです。

8月も通園できるので、お盆休みの1週間を除いて通園する予定です。次男がいるからそんなに外に連れて行ってあげられないし、幼稚園で思う存分遊んでおいでー!


余談ですが、幼稚園の「英会話あそび」、なめてました。英会話あそびがあった日は、家に帰ってきてから「Cat! meaawwww! Cow! mooooo!」「Apple Red! Leaf Green!」とか言ってるんですよ…。すごいな。旦那くんもご満悦。



にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年6月17日

超低出生体重児の次男くん


今回次男が早産で生まれ、これまでに色々な試練がありました。

その度に不安になり涙し、そしてそのことについて色々と調べました。同じように早産で未熟児を出産した方々のブログを沢山読みました。

結果的にこれらのブログを読んでよかったのかどうか、正直わかりません。自分だけじゃないと励まされる反面、次男の将来について余計に不安になったのも事実。

次男くんは一生懸命成長しています。悲しいことや不安なことよりも、嬉しいこと、そして何よりも喜びの方が多い毎日です。

行き着いた結論として、次男のNICUでの生活を細かく書くのはやめておきます。大切なのは彼の生きる力を信じて、彼の成長に感謝することやと思うからです。

このブログは闘病記(特に病気に罹っていませんが…)ではなく、未熟児くんで生まれてもこんなに元気に育つんやで〜!という記録にしたいと思います。

もちろん、まだまだ早産の辛い思いは消えません。よく考えてみると消えることはないのかなと思います。母親として辛く感じるのは当たり前の反応やもん。でも次男くんが着実に成長してくれているので、辛い気持ちを感じても、前みたいにそれに圧倒される事は少なくなっているのかなと思います。




* * * * *


そんな次男くんですが、退院が決まりましたー!結局「ちょっと予定日過ぎで生まれた+産後5日間入院」くらいでおうちに帰ってこれることに。

先生が驚くスピードで体重が増えて、1,000kgなかった体重が今は3,400gを超えました。いつの間にかお兄ちゃんが生まれたときよりも大きくなっている!

ものすごく順調に成長してくれていて、このままだと37週くらいで退院してまうかも?という感じだったのですが、哺乳瓶から飲むのがへたっぴで、上手になるのに少し時間がかかりました。でも不思議なもので、予定日を過ぎたあたりから急にぐんぐんと上手に。お腹の外に出る時期になると、スイッチが入るんですね。

看護師さんによると、ものすごくよく寝る赤ちゃんらしいです。もちろんお腹が空いたときにはギャンギャン泣きますが、一人でぷーすか寝るし、ぐずったりすることも少ないらしくて。さすが二人目。おうちに帰ってもこの調子でがんばろうね。

我が家の受け入れ態勢は完璧です!さあはよ帰ってこい!お兄ちゃん待ってるで!

なんて言ってますが、実は私が派手に風邪をひいてしまい、咳が止まらないので今週に入ってから次男くんに会いに行けていません…。旦那くんが毎日仕事帰りに行ってくれていますが、会いたいよう…抱っこしたいよう〜。私の風邪で退院が延びちゃったらどうしよう〜。






にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年5月27日

嫁の立場では言われへんわい


旦那くんの妹ちゃん、また来日するみたいです。新しい仕事が見つかりしばらくは気軽にお休みが取れなくなるから、今の間に行っとこうかな、というノリで。

家族が来日するのに直前まで私に言うのを忘れていたという前科がある旦那くん、今回は早めに教えてくれました。

が、来るタイミングがね…。

6月下旬に来日するらしいんです。6月中旬に次男が退院する予定やのに。その頃には生後3ヶ月過ぎてるけど、修正月齢では新生児やからね。ほんまやったら生後数週間やん。新生児みたいに手がかかるんよ。夜中も何回も授乳に起きるんよ。そんな中、来るらしいよ。泊まっていくらしいよ。

ふーーーーーーーーーん。

もうほんまに知らんから。なんもおもてなしせえへんから。赤ちゃんだけで大変やのに、なんであんたの妹の面倒まで見たらなあかんねん。イライライライラ。

彼女は手がかからないから。おもてなしをする必要なんてない。

なんて言ってるけど…。泊まりに来るんやったら受け入れ準備がいるやんか!こーんな田舎やのに1人で移動できへんやんか!送迎したらなあかんやんか!ご飯かてどうすんねん。自分らだけで食べて、何にも食べさせへんわけにいかへんやん!

しかもね、ノルウェーのお義母さんが旦那くんの弟にも「あなたも妹と一緒に、お兄ちゃんのところ行ったらどう?」勝手に我が家へ招待してくれちゃうというね。

もうほんま、やめて…ふつう新生児がおる家に泊まらんよね…。

と言うのは日本人の感覚なんやろか?とブツブツ言っていたら

せっかく日本に来るのに会いに来るのは当たり前じゃないか。文句があるなら直接言えばいい。

私の立場でそんなん言えるわけないやんか!

あーめんどくさー。ほんま。ほんまにあんたの家族は手がかかる。



にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年5月23日

ハーフの子、名付けの難しさ②


このブログで一番アクセスが多いのが、「ハーフの子、名付けの難しさ」なんです。圧倒的にアクセスが多い。やっぱりハーフの子の名付けは難しいんですよね。わかります…。


さてさて次男の名前です。長男が生まれたときに、二人目の名前を既に考えていたのですが、2年経ってその名前がピンと来なくなってしまいました。なので最初から考え直し。

次男の名前も旦那くんの「漢字」というこだわりがあり、そして私の「英語の名前に音だけで漢字を当てない」というこだわりがあり、難航しました。


でもね、またまた閃いたで。


うまく説明できるかわかりませんが、長男と同じアルファベットを使って命名してしまいました。いわゆるアナグラムです。

例えば上の子の名前が「HANAKO」だったとすると、この6つのアルファベットの順番を入れ替えて下の子の名前にしました。例えば「KANAHO」的な感じです。

アナグラムにすると意識したわけではないんです。友達に言ったときに「アナグラムになってる」と指摘されて気付きました。そう言われてますます気に入った息子二人の名前。

そして、次男の名前は最初の部分がノルウェーのお義父さんと同じ名前。これも意識したわけではありません。「ノルウェーでも使える名前」で考えていくと、なんとなくそうなりました。ノルウェーの義理の親は喜んでいたので、たまたまそうなったというのは内緒です。

次男の名前ももちろん漢字です。そして短く、漢字が明快でわかりやすく、発音もしやすく。かっこいい名前がつけられてよかったです。

旦那くんはもともと私の名前と長男の名前を間違えて呼ぶことが多かったのですが(同じアルファベットで始まるので)今は私と長男と次男、3人の名前を混乱しています。大丈夫かいな。



* * * * *

最近ハーフのアスリートがよく活躍しているなと思います。みていると、いろんな名前があって面白いですよね。

ヌンイラ 華蓮(Karen)ベイカー 茉秋(Matthew)
ウィリアムソン 師円(Shane)
九里 亜蓮(Alen)
湊谷 安玲久司朱(Alexis)
キローラン 木鈴(Colin)

うーん、どれも夜露死苦っぽいなあ…。まあ親の好みですね。


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年5月15日

プリスクール初登園


ゴールデンウイークが明けた先日、小猿が初めてプリスクールに登園しました。

その前から「幼稚園はどれだけ楽しいところか」ということを耳にタコができるまで吹き込んでいたからか、当日の朝はわっくわく。

幼稚園に着くと、2歳児クラスの建物の前には、ギャンギャン泣く子どもたちと困った顔をするお母さんの列。

小猿は泣くお友達の顔を不思議そうに見ながらスタスタと階段を上って靴を脱ぎ、先生の手をつないで「マンマー、バイバーイ!」と満面の笑顔で手を振って教室に入って行きました。

めっちゃたくましいやん!


そしてお迎えの時間。教室から先生に連れられて、列になってお迎えの場所まで出てくるわけです。すると、お母さんを見つけた子たちがまたまたギャンギャン泣きだす。

小猿はというと、私を見つけるとターッと走ってきて抱っこを求めましたが、泣いているお友達を見て「みーんな、えーんえーん」と指差して笑ってました。

あんた、やな奴やなー!

先生に伺ったところ、小猿は今回が初登園とは思えない程に馴染んでいたらしいです。給食も完食。おかわりまでしたそうな。先生に開口一番「よく食べますねー!」と言われました。恥ずかしいわ…何も食べさせてないみたい…。

うちの子は早生まれなので、4月生まれの子たちと比べると言葉の発達がやはり遅れているなあと感じましたが、本人はとても社交的で言葉がうまく伝わらないのも気にせずに色々なお友達と遊んでいたらしいです。私も旦那くんも根暗やのに、どうやってこんな社交的な子になったのか不思議です。

教習所の託児に、ベビーシッターさん、それに保育園の一時預かりと最近は預けることが多いので、私と離れることに何の問題もないみたいです。ギャンギャン泣かれるのは困るけど、もうちょっと寂しい感じでもええよ、と思ってしまう母心は複雑です。

これだけ楽しく通えるのなら、はやいうちに週5日のクラスに変えようかな〜。



にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年5月14日

10年分のありがとう


旦那くんと一緒になって10年の記念日を迎えました。

付き合って4年、結婚して6年、合わせて10年です。あっという間の10年。でも10年どころかずっと一緒にいるみたい。

10年前、私は5年付き合った彼氏と別れたばかり、旦那くんは8年付き合った彼女と別れたばかり、という傷心な2人の出会いでした。「恋愛なんてもうええわ〜!」と2人で恋愛を馬鹿にする飲み会してたのにね、不思議なもんやわ。

この10年色々とありました。東京に引っ越し、父との別れ、大学院進学、妊娠、出産、子育て。その全ての嬉しいも楽しいも悲しいも不安も全て旦那くんと一緒に共有してきました。空気のような存在と言っていいのか分からないけど、隣にいて当たり前の存在。

10年経つと、会話をしている際、こちらが話し終わる前に「あー、旦那くんはこういう返事をするやろうな」と予測ができてしまい、実際その通りに返事が返ってくるのが面白いな、と思います。英語で「finish each other's sentence」という表現がありますが、まさにその通り。良い意味でマンネリしていると思います。

イライラさせられる事も多いですけどね。旦那くんが10年間同じ間違いを繰り返してイライラさせられ、自分も10年間同じ事でイライラしていて、「お互い10年経っても何も変わってへんな」と思ってしまいます。

でも旦那くんもこの10年でかなり大人になったと思います。10年前は夢見る夢子ちゃんというか、テレパシーを信じていたりして。話していて「はい?」ということが多かった。今はかなり現実主義になったなと思います。自分では「君といるとタフになった」と言ってるけど、私と比べたら君はまだやわやわやで。

10年の中で一番嬉しかったのは、やっぱり親になったことかなと思います。自分の子どもが可愛いだけじゃなくて、旦那くんが良いパッパになって行くのが見られて本当に良かった。うちの子どもたち二人は、こんなに面白くて優しくて子ども思いのパッパがいて世界一幸せやな、と何の疑いもなく思います。そんなパッパは今日も子どもの寝かしつけをしながら寝落ちしています。ケーキ焼いたんやけど、疲れてるみたいやし寝かしといてあげよかな。

旦那くん、この10年、沢山の幸せをありがとう。これからもよろしくやで。



にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年5月10日

運転するとバンビになります。


車がないと生活ができない田舎の地。こちらに引っ越してすぐに車を購入し、先日やっと納車されました。

私はまだ免許を持っていないので旦那くんが運転しているのですが、彼の運転が怖いったら。あの穏やかな性格なので安全運転やろうなと想像をしてはいましたが、安全運転と言うか、安全運転過ぎると言うか、とにかく怖い。

ノルウェーでもそれほど運転をしたことがない上に、10年ぶりくらいの運転やし、左側運転やし、仕方がないかなとは思うけど、怖がりすぎ。まるで怯えるバンビのよう。びっくびく。

テンパりすぎて右折時に対向車の確認を怠る。正面衝突して死ぬかと思った。

法定速度厳守。前の車との車間距離がぐんぐん開く。渋滞を作る。

歩行者も対向車もない小さな交差点でいちいち止まる。なっかなか進まへん。

駐車時にはハンドル切る切る。右に左に不必要に切る切る。いっそがしい。


あまり口出しをすると余計にテンパると思うので私は何も言いませが、心の中では突っ込みまくってます。まあ慣れなので、時間が経てば上達するとは思いますが…。はよ慣れてくれ。めっちゃ怖いねん。



* * * * *


私はと言うと、免許を取るべく教習所へ通い始めました。先日仮免を取り、スケジュール通りに通えたら後2週間で卒業する予定です。教習中は所内にある託児ルームに小猿を預けているので、保育士さんがいる時間しか通えず、少しスローペースで進んでいます。

実は私、オーストラリア在住時に現地の運転免許を持っていました。オーストラリアでは、仮免は筆記試験だけで取得ができ、普通免許を持っている人が隣に乗っていれば仮免でも一般道での運転が可能なので、友人に教えてもらい、いとも簡単に免許を取得してしまいました。

実技試験では、縁石で車を擦り、縦列駐車は3回位やり直したけど、それでも免許をくれるという心の広い国、オーストラリア。

そんなだったので、日本に帰国してからは免許を持っていることも、免許を日本のものに書き換えることもすっかり忘れ、車に乗る必要が全くない生活をしていたというのもあり、あっという間に免許は失効。

今考えたらものすごいもったいないことをしたなと思います。何十万という免許取得費が浮いたわけやからな。

大学院を卒業して少し時間ができた時に、また教習所へ!といきなり思い立ち通い始めたのですが、その時に小猿を妊娠。仮免取得目前まで受講していましたが、万が一事故があった時に赤ちゃんの補償ができないのを理由に退校を促されました。

そして今に至ります…。

旦那くんは、ノルウェーに移住した時のためにマニュアル免許を取れとうるさく、前回はマニュアルで進めていました。しかし今回は時間勝負なので、オートマチックの免許にしました。旦那くんも「最近はノルウェーでもオートマ車は買えるから」と容認してくれました。

運転は上手では無いけれど基本的な操作はできるし、一般道を走った経験もあるので、スムーズに免許が取れることを願うのみです。次男が退院するまでにはスイスイ運転できるようになってないとー!



にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年5月4日

子どものプリスクール選び②


前回の続きです(2月上旬のお話です)。

私が虫垂炎で入院をしていたために、当初見学を予定していた時期よりもかなり遅れてしまい、見学に行った時点で、幼稚園もインターも既に来年度の募集が始まってました…。

でもそこはさすが田舎。まだ定員に達していないということで、快く見学させてもらえました。

余談ですが、以前住んでいた東京で小猿を行かせようと思っていたプリスクールは、申し込み日前日の夕方から列ができ、当日の早朝4時以降に並んだ人は入園できなかったと東京のママ友が言ってました…。さすが東京。おっそろし〜。


まず行ったのは、インターのプリスクール。

  • 定員が少ないのに対し先生の数は多く、ひとりひとりに手が行き届いている印象。
  • 工作や歌の時間もあるけど、どちらかと言うと教育に力を入れている印象。
  • ホームページでも謳われていたように、英語、中国語での教育が行われていて、1年間通っている子はそれなりに英語と中国語の理解ができている様子。
  • 一軒家の建物で、新築なのでとても綺麗。小さいけどお庭もあって、外遊びもさせてくれる。
  • 通園は9:00-14:00、通園は週1から週5まで選べる。延長保育も可。
  • 行事は少なめ。

印象は良かったです。こじんまりとしていて、まさにアットホーム。お友達の家に遊びに行くような感覚。先生たちも子どもひとりひとりを見てくれているのがよく分かりました。

次は地元の幼稚園のプリスクール。

  • ひとクラスの定員は20名。
  • 内容は幼稚園の準備といった印象。手遊びや工作だけでなく、トイレトレーニングに、お箸の持ち方、挨拶や食事など生活のマナー、着替えについて全般的に教育がされている。
  • でもどちらかと言うと遊びメイン。子どもたちがのびのび自由に遊んでいる。
  • 通園は週2、3、5から選べる。週2、3の場合は9:00-13:00、週5の場合は9:00-15:00。延長保育可。毎日給食あり。
  • 生活発表会が定期的にあって、季節の行事は多め。
  • 幼稚園に優先入園できる。

インターとは全く違う雰囲気で、いわゆる大きな幼稚園付属のプリスクールでした。でも設備が整っているし、生活のことについて色々と教えてくれるのはありがたいなと。園庭が広くて、夏には水遊びもできるし、外で遊ぶのが好きな小猿にはピッタリだなと思いました。何よりも毎日給食が出るのが嬉しい。

さて、どうしたものか。

初めての集団生活なので、インターの手厚い感じと、小規模なのは惹かれたけど、少人数やと、よそのお母さんとの人間関係ややこしくないかな…と思ったり。この年齢から英語教育と中国語教育が必要なのかという点も、やっぱり気になる。そしてやはり、遠い。免許を取って車で送り迎えすれば気にならない距離かもしれないけど、免許を取るまでの間は辛い。

旦那くんは両方を見学して、どちらでもいいんじゃない?どっちにしても入れば小猿も馴染むよ、と投げやり。

なんやねーん!あんたがインターに行かせたい言うたんやろが!

結局私が決めるんかいな…と思っていたら、ここで決め手になる情報が。

幼稚園のプリスクールで、英語を教えていたんです。週に2日だけやけど、外国人の先生が来て、英語の歌を歌ったり、簡単な英単語を教えてくれる時間があると先生が教えてくれました。

それを聞いて、旦那くんが「幼稚園のプリスクールにしよう。園庭も広くて小猿がのびのびできそうでいいし。」と、あっさり決めました(笑)

私も、もともと幼稚園付属のプリスクールを考えていたので、良かったです。小猿は見学の際も、広い園庭やたくさんのお友達を見て興奮していたので、こちらの方が合っているかなと。

英語に関しては、きっとそれだけ短い学習時間では、なーんにも学習してこうへんと思うけど、たったそれだけでも旦那くんが納得したからヨシとしよう。

のプリスクールだと来年幼稚園に優先入園できるのもいいかなと思っています(そして3歳の誕生日が来たら幼稚園バスに乗れる)。いずれはノルウェーに帰る予定なので、まずはしっかりと日本語を勉強して、日本で集団生活できるようになって欲しいなと思います。

5月の連休明けから週3での通園が始まります。小猿が機嫌よく通えそうであれば、夏休み前くらいから週5への変更も考えたいなと思います。

決まって良かったー!

小猿は、制服や通園バッグを見ては、「よーちえん行くー!」「よーちえん ともだち いっしょ あそぶー!」と言っているので、楽しみにしているみたいです。最近は保育園の一時保育やベビーシッターさんに預けことが多いので、私と離れるのも平気になりました。登園初日も全く泣かなさそうな予感。頼もしいぞ小猿!


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年4月30日

第二子が生まれました。



暫くの間、心の整理ができずにいましたが、ようやく気持ちが落ち着いてきたので、これまでの気持ちを綴りたいと思います。

少し前に、第二子の次男が切迫早産で1kgにも満たない小さな体で生まれました。



* * * * *


私は新居に引っ越してから暫くの間、原因不明の高熱が続いていました。内科にかかったりしていたのですが、熱は一向にさがらず。そして、ある朝、激しい腹痛で目が覚めました。

波のある痛みやったけど陣痛ほど痛くないし、前駆陣痛かなと思い産科へ電話をして直ぐに診てもらったら、「もう陣痛が始まっているから、今直ぐにNICUのある大きな病院に行く必要があります」と言われ、救急車で搬送されました。

搬送先でお薬を打ってもらって陣痛は落ち着いたものの、色々な検査をして、先生たちが行き着いた発熱の原因は、「子宮内の感染」でした。そうなると、お腹の赤ちゃんは、バイ菌にまみれたドロドロの羊水を体の中に取り込んでいて危険なので、一刻も早く出してあげましょう言われ、緊急帝王切開をすることに。そして、この週数で生まれた赤ちゃんが無事に退院出来る可能性は、70%だと告げられました。

何を考えていいのか全く分からず、ただただ涙が出るだけでした。正直、どうやって手術同意書にサインをしたのか覚えていません。

そして緊急帝王切開。出てきた我が子は本当に信じられないくらい小さくて、細くて。こんなまだ準備ができていない状態で生まれなければいけなかったことを許して。最後までお腹の中で育ててあげられなかったことを許してと、何度も何度も言ったのを覚えています。

次男は、小さいながらも手足をバタつかせ、ミューミューと可愛らしい小さな声を聞かせてくれました。しかし、やはりこれだけ小さいと自発呼吸ができないので、すぐに挿管されて、NICUに連れて行かれました。

私はその後も発熱が続いていたので、2日間は次男に会いに行くことはできなかったのですが、小児科の先生のお話では、心臓もよく動いているし、脳内出血も無いし、自発呼吸も見られるし、頑張っていますよ、と。でも取り敢えずは、生後3日間を乗り越える事を目標にしましょう、それが乗り越えられたら1週間、そして1ヶ月。小さなハードルを乗り越えて行きましょうと。

たったそれだけしか前を向く事のできない小さな命…。私はなんて事をしてしまったんやろう。今回はマイナートラブルが多かったのに、なんでもうちょっとゆっくりできへんかったのか。なんで、赤ちゃんのためにできること全てをやらんかったのか。手術の日の夜は麻酔の影響でうつらうつらしていたけど、2日目からは後悔ばかりで、夜は一睡もできへんかった。

1週間の入院はとても辛く、私がいた部屋は、みなさん赤ちゃんがNICUに入っている方か、これから帝王切開を受ける方で赤ちゃんはいないお部屋だったのですが、やはり産科なので赤ちゃんの声が聞こえてきます。その度に、うちの子もあんな風に元気に産声をあげるはずやったのにって涙が溢れました。とてもおめでたい事なのに、そんな風に考えてしまう自分が情けなくて惨めで、小さい人間に思えて。

昨日まではお腹の中で元気に動き回っていたのに、これからどんどん大きくなるはずやった私のお腹の中には、もう息子はいない。それを受け入れるのに、かなりの時間がかかりました。痛み止めにロキソニンを出された時も、昨日までは妊婦やったから、こんなにキツイお薬は飲めなかったのになって思ってまた涙が止まらなくなった。

ようやく息子に会いに行けた日、挿管され、体に沢山のチューブがついた姿を見て、また涙が止まりませんでした。こんなに小さく産んでしまってごめんね、こんなに小さく産んでしまったがために、あなたが苦しむことになってごめんね。ごめんね、ごめんね、ごめんね、それしか言われへんかった。

それでも少しずつ時間が経って、息子はまず3日目のハードルを超えて、1週間目のハードルを超えて、1ヶ月目のハードルも超えて、母乳も少しずつ飲めるようになって、体重も少しずつ増えて、そんな小さな成長を見て、私も少しずつ心が落ち着いて来ました。

旦那くんは立派なもので、手術が決まってからは、少し楽観的過ぎへんか?という程の落ち着きようでした。最近は医療が発達してるから大丈夫。超未熟児で生まれても、元気に育つ子はいっぱいいるよ、って。普段は心配性のくせに、こういう時は立場が逆になるんですね。


後日分かったことですが、今回私の子宮と胎盤で見つかった菌はとても珍しいものらしく、先生たちも「どこでこんな菌に感染したのか」と不思議がっていました。恐らく1ヶ月前の虫垂炎の原因菌であり、虫垂炎の開腹手術、その後の麻痺性イレウスが原因で卵管を通り子宮内に侵入したのだろうというのが主治医の推察でした。でも幸い息子の血液からはこの菌は見つからず、羊水が触れた部分の細菌については抗生剤で対処できたとのことでした。息子が小さいながらも元気に出てこられたのは、「全てタイミングが良かったのでしょう、無理して妊娠を継続していたら息子さんはもっと危険な状態になっていたかもしれない」と言われ、そう思うと、私も少し救われました。



* * * * *


生まれてから1ヶ月間は、次男の状態が不安定で色々と心配なことがありました。でも次男は少しずつ、着実にハードルを越えて、立派に成長しています。体重も先生たちが驚くスピードで増えて、赤ちゃんらしい体つきになってきました。息子の生命力にただただ感謝するしかありません。

はじめて目を開けた日、はじめて小さな小さな手で私の指を握ってくれた日、はじめて泣き声が聞けた日、はじめてオムツを替えた日、はじめて抱っこできた日。普通に生まれていたら一度に訪れたであろう「はじめて」がひとつずつやってきて、私たちもそのはじめてを迎えられる喜びを噛みしめています。

これだけ
小さく生まれているので、今後何があるかはわかりません。色々な問題に直面するかもしれない。万が一そうなったら、その度に心を痛め涙を流すんだと思います。でも今から何が起きるか先走って心配するのではなくて、今目の前で頑張っている次男を見ていたい。私は基本的には楽観的な人間です。なので次男のことに関しても、楽観的に考えると決めました。今後次男に何があっても、支えて一緒に生きていく。私たちが次男のためにしてあげられることは、それだけだと思っています。

こういう難しい状況でも、次男が誕生したことを純粋に「おめでとう」と祝ってくれる友人もいて、「そうやん!おめでたいことなんやん!」と思えることも増えました。次男は小猿にそっくりで、目が落ちてしまいそうなほどに大きくて、本当に可愛らしいんです。


* * * * *


今回の妊娠は「まさか」ばかりでした。貧血治療中の妊娠発覚、最強のつわりから始まり、まさかの虫垂炎手術、そして今回のまさかの緊急帝王切開。前回の妊娠が全く問題なく安産やったので、今回もそうなるものだと思っていました。

妊婦らしさを経験することなく終わってしまった今回の妊娠。お腹の大きな妊婦さんを見ると、「私もあのぐらいまで息子をお腹の中で育ててあげたかった」と、今でも胸が重く痛み、辛くなります。おそらく時間の経過と次男の成長が少しずつこの辛さを和らげて行ってくれるのかなと思います。

今回、改めて命を生むということは、奇跡なんだなと思いました。妊婦のみなさん、どうか、どうか、体を大切にして、お腹の赤ちゃんのことを一番に考えてあげて下さい。そしてみなさんに無事に元気な赤ちゃんが生まれますように。



* * * * *


今は、NICUに入院している次男に会いに病院に行く毎日を過ごしています。次男はあと1ヶ月程度で退院になりそうです。はやくおうちに帰ってきて欲しい。はやく夜も授乳で寝られへん!という日々を過ごしたい。はやく家族四人の生活をスタートさせたいです。

お兄ちゃんになった小猿も頑張っています。私が次男の面会に行く間ベビーシッターさんに預けていますが、このベビーシッターさんが大好きで機嫌よく過ごしてくれています。次男の存在は分かっていて、写真を見ると「⚪︎⚪︎くん、ちっちゃいねー」「⚪︎⚪︎くん、かわいいねー」と言っています。バタバタする毎日の中でも小猿は確実に成長していて、小猿にも沢山の笑顔をもらっています。子ども二人の方が私よりも何百倍も強くて、本当に励まされています。

そして旦那くん、旦那くん。彼無しでは、私は悲しみと罪悪感に押しつぶされていたと思います。本来彼は繊細でストレスに弱いけど、今は私をしっかりと支えてくれています。信じられないくらいに前向きで、疲れていても会社帰りに次男の面会に向かい、とても愛おしそうに次男に話しかけています。ありがとう。ほんまにありがとう。そしてごめんなさい。



* * * * *


と、今はこんな心境です。自分の気持ちの整理のためにも書きました。長々と読んでいただいてありがとうございます。

は比較的落ち着いてきましたが、不安にかられる日もまだあります。次男への申し訳無いという気持ちは一生消えないのかもしれない。正直わかりません。でも旦那くん、子どもたち、実家の家族、ノルウェーの家族、そして友人にも、支えてられ頑張っています。どうか、次男が元気に成長できることを一緒に祈っていて下さい。

次男くん、誕生おめでとう。お母ちゃんとパッパのところに生まれて来てくれて、ほんまにありがとう。お母ちゃんはあなたが愛おしくて愛おしくて。これからも少しずつ、一緒に成長していこうね。




にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年4月18日

田舎生活始まりました


引っ越してから色々とあって、バタバタしていました。

新居は田舎でいいところです。田舎という表現は少し語弊があるので、地方と言った方がいいかもしれへん。でも今まで住んでいた東京や大阪と比べたら、田舎。広がる田園風景。駅まで遠くて、駅前に何も無い。バスが1時間に2本しかない。

そしてさすが田舎、車が無いと生活できへん!ここは一人一台車を持っているらしく、道を歩いている人も、自転車に乗っている人も少ない。歩いてるのって、犬の散歩をしている人と登下校する小学生だけのように感じます。

イオンモールが徒歩圏内にあるので、普段のお買い物は助かっているけど、市役所や病院などが遠い…。私は今まで大阪、東京と車が必要な生活をして来なかったから、運転免許を持っていません。急いで車を買ったので、週末旦那くんに運転してもらって、必要な事を済ませています。私は少し前から教習所に通い始めやっと仮免が取れました。はやく免許が取れますように…。

何よりも嬉しいのは、とても子育てをしやすい環境なこと。近所に公園も多いし、広くて子どもの遊具が充実してる。一番近い公園には、30m位ある巨大な滑り台があって、小猿も大興奮。児童館も図書館も広くて充実しているので、子育てに力が入っている市なんやなと実感。

家は今回もマンションですが、前回と比較してかなり広くなりました。小猿もとても楽しそうで、広くなった家の中を走り回っています。家の中でよく動くからか、毎日7時には眠たくなって、7時半には就寝。いい生活のリズムになってます。

モンスター小猿がいるので生活騒音について気になっていたのですが、ご近所さんに挨拶に回ると、みんな子どもがいて、「生活音はお互いさまやからね」というスタンスで、ほっ。東京と比べてみなさん温かいし、日々の挨拶もあって気持ちが良い。

大阪の実家まで近くなったので、移動がかなり楽になって気軽に帰省できるように。母が頻繁に遊びに来てくれるので、おばあちゃん大好きな小猿も大喜び。小猿はきっとおばあちゃんが徒歩圏内に住んでいると勘違いしている…。

旦那くんも程よく田舎なのを気に入っているようで、「空気が東京と比べて新鮮」「人が大阪人に近くてフレンドリー」と喜んでいます。車が必要な生活については「ノルウェーに引っ越したらこんなもんだ」と言っています(←当の本人は相変わらず自転車出勤)。

先日このあたりでは有名な桜の名所にお花見に行ったのですが、東京みたいに人であふれることなく、気持ちよくお花見ができて感激でした。必要なものはここで全て揃うし、田舎生活満喫してます。


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年2月10日

出産後の親子同室と親子別室


昨日は地元の里帰り出産をする予定の産院で妊婦健診を受けてきました。
赤ちゃんは順調に大きくなっていて安心。でも私はまだお腹が張ることが多いし、子宮口が柔らかめだということで、自宅で安静にしているように言われてしまいました。

前回の妊娠時は今よりも忙しくしていたわけですが、今考えるとトラブルがものすごく少なかった。やっぱり年を取ると妊娠中のマイナートラブルも増えるんですかね。


* * * * *


今回の虫垂炎騒動ですが、私は実家の市の、市民病院に入院していました。手術を受けたので担当は外科やけど、妊婦ということで、入院病棟は産科。当初は3日で退院する予定やったので個室までいらんかなと思って、4人の相部屋に入院してました。

産科となると、お産をされた方も沢山入院したはるわけですよ。

帝王切開で出産した人、自然分娩やった人、色んなママさんがいはる訳ですが、なーんか私が出産した時とみなさん雰囲気が違うんです。なんか…まったりとした空気が漂う病室。

そして気がついたのが、この病院は出産後「母子別室!」ということ。

日中は2時間おき位に赤ちゃんの授乳に行ってはるみたいやったけど、基本的にみなさん自室でブラブラしていて、時間が来ると、パパさんと一緒に「ほなそろそろ行こうか」って感じで。でも面会できる時間も人数も限られているから、「なかなか会えないね」的な会話もちらりほらり。

そして何よりも驚いたのが、ママさんたちの夜の過ごし方。夜間は授乳がない様で、みんなパソコンやポータブルDVDプレーヤーを持っていて、お夕食が終わるとベッドでまったりと過ごしてはる。なんやこの出産後とは思えない優雅な時間!!!!

私の産院は全室個室、出産2日目から母子同室で、3日目からは夜間も同室でした。同室になってからは、小猿に授乳したりオムツ変えたり必死に寝かそうとしたり、もう朝には疲労困憊やったなーって思い返して、その差にめっちゃ驚いた。

でも、それはそれで大変やったけど、赤ちゃんとずっと一緒にいれてよかった。そして、旦那くんも私の家族も思う存分小猿を抱っこできたし。

一長一短やとは思うんです。この病院のように親子別室やと、ほんまの大変さって家に帰るまでわからへん。家には助産師さんも看護師さんもいない。そんな中で初めて大変さを知るのか、それとも産後の体にはきついけど、見守り体制がある中で大変さを実感するか(体調がよくない時や、ゆっくり休みたい時はベビールームで預かってくれるので)。いずれはしんどい事を知るわけやから、入院期間中くらいはゆっくりするのもアリなんかなって思ったり。


私の産院では、朝食の時間にはもうみんなママさんたちヘロヘロで、「昨日も寝えへんかったわー!」「顔洗う時間もなかった…」という会話で盛り上がったけど、ここはほぼ会話なし。話すことそんなにないもんね。朝ごはん食べ終わったらみなさんまた自分のベッドでDVD観てるぽかったし。

私は親子同室しか経験していないので、両方を知っているわけではないけど、やっぱり…同室がいいかな…。

初めての授乳、旦那くんの初めてのミルク作り、オムツ替え、家族や友人の初めての抱っこ、自分たちだけの空間で共有できてよかったかなと思う。2人目は、小猿にも早く会わせてあげたいから、やっぱり、同室がいいな。

でも調べてみたら、日本では親子別室の方が多いみたいですね、驚いた。


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年2月8日

妊娠6ヶ月で虫垂炎になり緊急手術を受けたお話②


前回の続きです。



手術翌朝、目が覚めてから、一般病棟へ移動。その日は看護師さんに「立たなあかん!」と促され、痛む傷口を押さえながら何度も立とうとするもできず。

この日の夜が地獄でした。

傷口がものすごく痛むのに、妊婦なので強い痛み止めのお薬が飲めず、痛みからなのか混乱からなのか、何度も吐く。何度も何度も胃液を吐いていると、傷口も痛むし、喉が燃えるように熱くなり、それがまた痛い。

痛み止めは経口のものしかなく、でも吐いているのにそんなん飲めるはずもなく、看護師さんに背中をさすってもらいながら、睡眠薬を点滴してもらって、やっと数時間の眠りにつく。

翌日も吐き気が収まらず、血液検査の結果では炎症反応が高く、お腹の中に残っている菌が悪さをしているのかもしれない、軽い腹膜炎の様な状態かもしれない、と。

この日お見舞いに来た旦那くんは、喋ることもできない、ただ小猿のほっぺを触ることしかできないというあまりにも悲壮な私の姿を見て、帰りの車で泣いていたそうな。

結局この吐き気は数日間続き、座るとゲロー、水飲むとゲロー、つわりでもあんなに胃液を吐いたことないわって程に吐いた。


通常虫垂炎の手術は、はやいと2泊3日程度の入院で、手術翌日には普通食が食べられるようになるらしいけど、私は結局6泊7日の入院で、入院中に普通食は食べられず。入院5日目にやっとお豆腐を口にし、退院の日の朝にバナナを半分食べられた程度でした。

それでも、「もともとめっちゃ食が細いんです…」「上の子のお世話が大変で母が悲鳴をあげているので…」無理を言って退院させてもらった。

だってね、毎日病院のベッドに寝てるだけやと元気になる気がせんくて。それやったら家帰って、好きなことして好きなもん食べてた方がよっぽどお腹も空くし元気になるわ。

お腹の赤ちゃんはこの間めちゃくちゃ元気で、いつものようにぽこぽこ動きまくってました。これだけが救いやった。

お母ちゃん4日間ほど何にも口にしてなかったけど、それでも問題なく成長できるって、赤ちゃんってすごいなあって思う。

でもこの腹痛事件で、体重が4kg程減ってしまいました。妊娠6ヶ月にして、大人になってから一番痩せてしまったという悲しい事実。鏡に映る自分の姿を見て驚いた。ガリガリやのにお腹だけポコリーンって出てて、何かのキャラクターみたい。まあ、でも焦らず、少しずつ食生活を戻していきたいです。

退院の日に出た病理検査の結果は、やはり壊疽性虫垂炎ということで、虫垂がとろとろに溶けてしまう程の状態で、膿が沢山溜まっていたみたいです。いくら妊婦で虫垂の位置がずれて痛みが分かりにくくなっていたとしても、少し痛みを我慢し過ぎたね、次からはどっか痛いなと思ったら、もうちょっとはように病院おいでや、と主治医の先生に釘を刺されました。


妊婦さん!妊婦さんでなくても、いつもと違う痛みがあれば、お医者さんにかかって下さい!単純な虫垂炎でも、私みたいに我慢しすぎると腹膜炎になって大変なことになります!


今回は、夜間の緊急手術やったということ、そして妊婦やったので色々と管理費がかかったということで、通常の虫垂炎の医療費よりもかなーり高い請求がやってきました…。


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

2016年2月5日

妊娠6ヶ月で虫垂炎になり緊急手術を受けたお話①



まさかのまさか、でした。
まさか、妊娠6か月で虫垂炎になるなんて。
まさか、妊娠6か月で開腹手術を受けるなんて。



引越し予定日の3日前の夜から急激にお腹が痛くなり、翌日内科へ。すると可能性としては

①胃腸風邪
②子宮が大きくなって胃腸が上に圧迫され胃腸の動きが悪くなっている
③虫垂炎(右わき腹に響くような痛みがあったので)

が考えられると言われ、吐き気止めと整腸剤のお薬を処方される。

引越し当日はもう悲惨な状態で、引越し屋さんが黙々と荷造りをしはる間、リビングの床に横たわる妊婦の状態(ソファは先に搬出されてしまったので)。

なんとか母に支えてもらって大阪へ移動し(旦那くんは直接新居へ)、翌日地元の産婦人科にかかると、子宮は綺麗やし、赤ちゃんには問題が無いと言われ、張り止めを処方される。

その後2日間、お腹の痛みは波があるけど治らず、特に夜はおへその周りや右の脇腹がキュイーンと痛くなり数時間毎に目が覚める。そして痛いので左側を下にして寝られへん!

最初に虫垂炎の可能性があると言われてから、妊婦の虫垂炎についてインターネットで色々と調べて読んだりしてたけど、「まさか、今このタイミングで自分がね」という感覚で。

引越し3日後に、でもやっぱり痛いわ!もう無理!と思って、小猿を寝かしつけてから母親に託し、夜の8時にタクシーで地元の救急に行ったら、「もうこの時間なんでちゃんとした検査はできませんよ〜」と若い先生に軽くあしらわれる。

でもエコーをしたら、常勤の先生が出てきて、今度は胃腸内科の先生が登場、オンコールの外科の先生が家から呼び出され、産婦人科の先生も麻酔科の先生も登場。それぞれの先生がエコーをしては、あーだこーだと言っている。

そして夜も12時を回ったころに言い渡されたのは「急性虫垂炎」の診断やった。

妊婦は子宮が大きくなって胃腸を上に圧迫するから、本来虫垂がある位置から大きくずれた位置に虫垂があって、エコーでも見つけるのが難しいらしい。

私の場合も大きく上に動いていて、しかも背中の方に回り込んでいる上に、子宮が邪魔でなかなかエコーで虫垂が見当たらず。妊婦の虫垂炎は、無いことではないけど、みんなエコーを不思議そうに何度も何度も見てはった。

虫垂の状態から、もう既にお薬でちらすことはできず、そもそも妊婦なので今後のリスクを考えると、緊急手術が必要と言われる。

(お薬でちらした場合、後にお腹が大きくなった時に虫垂が圧迫刺激されて炎症が悪化したり、虫垂炎自体が悪化して腹膜炎になってしまった場合、胎児にもかなり危険なリスクが出てくるらしい)

そして、最近は虫垂炎の手術に腹腔鏡手術をすることも少なくないらしいけど、妊婦なのでできるだけ素早く手術を終わらせるために、開腹手術をします、と。

あれよあれよという間にレントゲンを撮られ、血を抜かれ、太い点滴を打たれ、同意書にサインをして、夜の1時に手術室に案内される。

今までやったら、手術って怖いなって思ったやろうけど、不思議と怖さは全く感じへんかった。きっと出産を経験してるからかな。

今よう考えたら怖いけど…。妊娠6ヶ月で開腹手術て。エコーでは虫垂のすぐ横に子宮があったから、お腹開いてる間は子宮も見えてたんかな。

手術室で、

私: わ〜ドラマみたいー!
看護師さん:そやろ?でも江口洋介みたいな先生はおらへんよ
私:あ、でもメガネしてへんからみんなかっこよく見えるかも
看護師さん:あ、ほな私は松嶋菜々子に見える?
私:見える見える〜

なんてアホな会話をしながら。

今回は全身麻酔の手術やったけど、赤ちゃんには影響が少ないらしい。勿論私が眠っている間は、胎盤でつながっている赤ちゃんも眠ってしまうらしいけど、最近の麻酔は代謝がよくて直ぐに体から抜けるから、害が少ないんやって。それに産科の先生も立ち会って赤ちゃんの経過を観察してくれていた。

手術室に入って、麻酔のマスクをして5回も息を吸うと意識が無くなって、手術室から出てICUに移動する最中でパッチリ混乱することなく目が覚めた。手術時間は1時間強

その後は朝まで寝たり起きたりを繰り返してたけど(ICUやったので色んなところから色んな電子音が聞こえてきてうるさかった…)、赤ちゃんもお腹でポコポコ蹴りまくってた。

それにしても、夜の8時にフラフラ〜っとタクシーで救急にやって来た妊婦が、ここまで迅速かつ的確な医療を受けられるって、日本の医療システムはやっぱりすごいなって思った。

続く。

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ